去る9月22日、宮城県栗原市、風の沢ギャラリーにて
「くりはら万葉祭 ー土と火のまつりー」が行われた。
縁あって昨年、東北の震災があったその年のくりはら万葉祭、公開制作にて
アルミの公開鋳造を行った。
対立する概念、「拡散と集中」「無とすべて」「観念と実在」などを
矛盾なく飲込む形、“円”を作り、
昨年来の東北が置かれているたくさんの矛盾
「絶望と希望」「終わりと始まり」「破壊と創造」などを表現してきたつもりだ。
そして今年もお誘いを受け、参加させて頂いた。
東北は、ことにここ栗原は2008年の岩手・宮城内陸地震、そして昨年の東日本大震災と
大きな被害を被った地域だ。
たくさんの悲しみをうちに秘めているにもかかわらず、
人々はみな優しく明るい。
その優しさに甘えて、酒を飲み、バカなことをやって多いに盛り上がった。
未だにたくさんの人が仮設で暮らし、日々の生活も仕事もままならない。
一日も早く安寧が訪れるようにと思う。
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