福島市の渡利地区、空間線量が高いと報じられたその場所に
2005年だからもう7年も前になるのか。
その場所で展示をさせて頂いたのだ。
まだキャリアの浅い、海のものとも山のものとも知れない僕に
声をかけてくださり、この場所に作品を持ってやってきた。
泊まる場所を提供してくれ、おいしいごはんを食べさせてくれ、
たくさんの人達との出会いを作ってくれたこのカフェが
放射能に汚染されているという。
ずっと気にはなっていたのだが、ようやく会いに行けた。
家族は離ればなれになっているがみんな元気だということが聞けて
ホッとした。
また、いま福島が置かれている現状を聞いて辛くなった。
福島では、(いや、福島に限らず全国なのかもしれないが)
原発に反対だという意思をなかなか声に出して言えない状況があるという。
知事も議会も脱原発を唱えながらも、
実際には原発反対の声を出しづらいその空気感から脱却するため、
「福島バッジプロジェクト」を起こしているという。
僕も賛同し、カンパしてきた。
バッジも自分のぶんを含め賛同してくれる仲間につけてもらおうと
いただいてきた。
使われる先のわからないカンパより、こうやって意思を表明でき、
信頼できる人に預けるカンパのほうが僕の身の丈にあっていて
きもちいい。
よかったら貼付けてあるリンクから情報見てみてください。
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