下記の小出裕章講演会+アート展で出品させて頂いた作品はこちら。
「染色体」2002年制作
現場で写真を撮らなかったので、以前、松代で発表した写真を使っています。
レイアウトも違うし周囲の環境も違いますがとにかくこの作品。
HPにもありますが、今回用にコンセプトを一部書き足しました。
いわば反原発バージョン。
そちらと一緒にアップいたします。
染色体
人間は皆このような染色体を持っています。
その昔、これらヒト染色体を持つ事によって人は人となり、
いま、これらを親から受け継ぐ事によって私は私となっています。
生命そのものの始まりでもあるこのカタチはユーモラスでかつ力強く
生きていく事の強さや楽しさを示唆してくれているように感じます。
いま、放射能汚染によってこれが壊されています。
この染色体の中の情報が壊されています。
設計図を書き換えられては目的のものがちゃんとできないように
これが壊されると
人として、生命としてたくさんの不具合が出てきます。
20万年にわたる人間としての歴史のみならず
40億年にわたる生命の歴史に対しても
大きな被害を原子力事故はもたらしています。
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