12月9日、
諏訪へ古い信仰の形を学びに行ってきた。
この日は長野市内での反原発デモの日でもあり、毎週金曜日に行われるデモにはできる限り参加している身としては、非常に申し訳ない気持ちもあった。
しかしこれからの生き方の指針として、また、制作のテーマとして古い信仰を知る事は非常に重要な気がしているので、雪の降る中を諏訪まで片道約1時間半、車を飛ばして行って参りました。
解説してくださる諏訪の手長神社、八剱神社の宮坂 清宮司〔諏訪湖に御神渡り(諏訪湖が全面結氷し、膨張収縮を繰り返してできる氷の道)の神事(その氷の道を見てその年の豊作、不作など多々占う)を司る宮司〕のお話が大変面白く、古代の諏訪の地に降り立ったような思いがした。
(御神渡りの様子)
国内にある最も古い神社の一つとされる諏訪大社、その諏訪大社の起こりよりさらに前からこの地に宿っていたミシャグジさま。宮坂宮司は「あらぶる国つ神」と呼んでいたが、僕が制作する時に常に気にしている「人間の原型」「意識の原型」の糸口になる気がしている。
僕の中の好奇心がぞわぞわしているのを感じる。
わかりやすい動画を見つけました。気になる方どうぞ。
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