2013年
12月
20日
金
あらららら。またもや告知が遅れてしまった(涙)
もう既に恒例となってしまいました。イヴの茶会
毎回声をかけて頂いて本当に感謝しています。
現代作家の作品のみでしつらえられた空間、道具で企画された茶会です。
場所は金沢、中村記念美術館 別館、旧中村邸。
茶会は22日・・・って明後日じゃん。うひゃー、あせるなあ。
今年は蓋置で参加させて頂く事となりました。
昨年に引き続き、今回もお運びさんでも参加させて頂きます。
今年頭に今年は着物をたくさん着る年にすると宣言したら
結構着る機会がありました。これが〆になるでしょうか?
ご縁があって緑色の着物を手に入れたのでそれを着ようかなと
ほくそ笑んでおります。
ここではいつも今まで作った事のないものを作るので
作るということでも大変楽しませてもらっているのです。
ドキドキするなあ。
作品展は金沢、香林坊大和6階アートサロンにて。
25日から30日まで。
会場にはおりません。そのころ日本橋三越で接客してます。
なんか、不思議だなあ。
2013年
8月
29日
木
現在開催中の南青山、白白庵(ぱくぱくあん)での展示
「月光彼方」〜真夏のよるの過ごし方〜(9月1日まで)
連動イベント、「冷酒利き酒と夏の器使いのワークショップ」
が、昨日第3回目を開催され、
美味しいお酒をいただきにいそいそと会場へと行って参りました。
前々回のブログには8月10日、11日の開催予定しか載せていなかったのですが
好評に付き28日も・・・となったわけです。
おかげさまでどの回も定員を超す人気で、
試飲で使用した僕の錫のうつわにもたくさんのお褒めの言葉をいただきました。
講師をして頂いた「酒数寄者」佐々木達郎氏のよどみない話術、
酒に関する圧倒的な知識、
話の所々に・・・というか真面目な話の中にも常ににじみでるユーモア、
ダンディーな着物姿、
そしてもちろん用意して頂いた美味しいお酒。
さすがにあれやこれや利き酒をしているうちに酔っぱらってきちゃう訳で、
会が始まる頃、緊張で険しい顔をしていた参加者のみなさんも
終わる頃にはみ〜んな笑顔!
昔から友達だったような感じで和気あいあいと話に花が咲いていたのでした。
28日の回は大学の同級生や、元からの友人も参加してくれて
僕自身とってもハッピーな時間を過ごさせて頂きましたよ。
佐々木さんが和服でこられるという事で、
画家の友人、香山洋一氏と僕も和服で臨みました。
馬子にも衣装となったかどうか・・・
しかし、今年は着物を着る機会が多くて嬉しいです。
いいですな。なかなか。
右が「酒数寄者」佐々木氏です。かっこいいっしょ!
利き猪口と使い比べて味の違いを感じて頂きました。
とっても好評でしたよ!
2013年
7月
18日
木
なーーーつーーーー!!(谷岡ヤスジ風に読んで頂けますか(笑)
夏ですな。
世の中的には七夕は7月7日なのでもう終わっておりますが、
権堂七夕祭りはこれから。
昨日(7月17日)までにすべての飾りが設置を終え、旧暦の七夕まで
飾られることになります。
昨年も2点、近くに住む画家の香山洋一氏と共同で制作致しましたが、
権堂七夕祭り(2012年7月19日)
今回も一点制作させて頂きました。今回、香山氏とは別にそれぞれが一点づつ。
今回もやっぱり竹で。
長さ10メートル、天の川とそれをはさんで織り姫の赤い星、彦星の青い星が
みんなの願いを書いた短冊をさげて向かい合うという構図にしました。
みんなの願い・・・かなうといいな。
え?ぼく?短冊5枚も書いてしまいました・・・強欲かしら?(笑)
2013年
5月
03日
金
ゴールデンウイークまっただ中ですね。
5月3,4,5日、長野市中央通りにて善光寺花回廊が行われています。
今年はアートエリアを充実させ、
アーティストが公開制作にて作品を作るというイベントがあり、
そのうちの一人に選ばれました。
やる以上は精一杯!しかし金属で作ると思いし危ないし、、、。
で、昨年権堂七夕祭りでも使った竹を素材にして制作致しました。
長さ18メートル、高さ3メートル、幅3メートルの竹のトンネルです。
結構巨大です。
もちろん一人でという訳にも行かず、
ボランティアスタッフ2人に手伝ってもらいながらの制作でした。
しかしまあ、本当に良い方に手伝って頂き、
素晴らしい出来のトンネルが非常にスムーズに出来上がりました。
関川さん、小林さん、心より感謝致します。
花回廊は明日、明後日と続きます。
お時間のある方、是非是非お越し下さい!!
2013年
4月
15日
月
御頭祭、オントウサイと読む。
諏訪の神事である。
今年は大変 諏訪の神様からのお引き寄せが強いようです。
それも古い信仰の方の。呼ばれてるかな?ちょっとうれしいな。
12月の記事「ミシャグジさま」
3月の記事「ミシャグジ様の次は」
に引き続き今回。
御頭祭は諏訪大社前社の十間廊という場所で執り行われる神事で、
祭られている神様は以前に書いたミシャグジさまとされている。
さすが古い信仰だけあって、ワイルド。
お社などは無く、御杖柱と呼ばれる木の柱に直接神様に下りてきて頂く。
何よりこの祭りを奇祭と知らしめているものは、捧げものに並ぶ鹿の首だ。
その昔は75頭からの鹿の頭が並んだという。
ネットで御頭祭を調べると、このお祭りとユダヤとのつながりを示したものがあり、
(御頭祭の由来)
「なんだかなあ〜?』なんて思っていたが、
来賓客の中に「在日イスラエル大使」がいて、玉串を奉納していた。
名前を読み上げる際にちゃんと役職を言った所をみると多分公務だ。
なかなかなぞの多い神事で、好奇心はくすぐられっぱなしだった。
しかし諏訪は大変に興味深い所ですなあ。
2013年
4月
02日
火
3月30日、31日と塗壁隊の一員となって土壁塗りに参加させて頂いた。
善光寺のすぐ近く、本堂まで徒歩3分の所に友人の和菓子屋ができる。
その店舗の内装の壁塗り。
こどもの日、5月5日オープンの予定。
5月5日は鯉のぼりをあげる日だが、ここは鯉焼きを作る所である。
詳細は今後もお伝えするとして・・・。
塗壁である。
ずっと気になってたんだよねえ。壁仕事。
自分のとこの外壁のモルタルは塗ったけれど、
土壁を体験してみたかった。
いや、やっぱおもしろかったですわ。
やってる最中は手は汚れてるは気が回らないわで
写真撮るの忘れてしまった(笑)
仕上げのクリーニング作業はこんな感じでした。
夜は我が家の工房にて宴会。
壁塗り棟梁も、みんなもいい顔してました。
気持ちいい作業、気持ちいい仲間、楽しいお酒。
金工家ですからね。ワタシ。
ワタシなりの参加もさせて頂きましたよ。
記念のタグを壁にうめこんであります。
オープンしたらどこにあるか探しにきてね。
2012年
12月
25日
火
で、イブの茶会である。
昨年の茶会で金沢美大学長、久世先生(僕が在学時は僕の担任でした)より
「来年は着物を用意して参加したらどうだ」との指示があり、
いろいろ思う所もあって着物を持って行くと
お茶をお出しする係に指名された。
お手前なんててんで知らないのに・・・であるが。
ええい、ままよ!(こんな言葉使った事ないがこういうとき使う表現ですね)
とばかりに開き直ってやってたら
なんだか新聞にも載っけられてしまった(笑)(12月25日付け朝日新聞、石川版)
しかし、なかなかできないいい経験させていただきましたよ。
あの落ち着いた空間の裏方でどんな事が繰り広げられていたかわかりましたし。
おいしいお茶もた〜んといただきました。
そうそう、茶会に出品した作品は
12月25日より30日まで香林坊大和にて販売されます。
この、VOID(ヴォイド)の他に、WAVE(ウェイブ)ってのもあります。
よろしかったら足をお運びくださいませ。
2012年
11月
29日
木
長野駅にほど近い所に長野美術専門学校がある。
今日(11月28日)そちらに特別講師として招いて頂き、
一日 講義とワークショップを行ってきた。
大まかな流れは決めてはきたのだが、ほぼ行き当たりばったり。
大勢の前で話すということになれていないので、柄にもなく緊張した。
少人数で話すといろいろレスポンスが返ってくるところが、
大勢だと話が上滑りしてしまう。
反応が薄いと余計に焦ってなにを話していいかわからなくなってしまうという有様。
いやあ、焦りました。
それでも、ワークショップとなるとみんなも乗り気になってきて、
結構楽しめたように思います。ほっ、よかったよかった。
最終的にはそれぞれアルミのペンダントヘッドを作り、革ヒモに通して
文字通り「世界に一つだけ」のアクセサリーを手にしたのでした。
朝、会ったときと全然違う充実した顔があり、僕としても充実の一日でした。
しかしこの子ら、息子と2つしか変わらないんだよなぁ。変な感じ!
2012年
9月
27日
木
去る9月22日、宮城県栗原市、風の沢ギャラリーにて
「くりはら万葉祭 ー土と火のまつりー」が行われた。
縁あって昨年、東北の震災があったその年のくりはら万葉祭、公開制作にて
アルミの公開鋳造を行った。
対立する概念、「拡散と集中」「無とすべて」「観念と実在」などを
矛盾なく飲込む形、“円”を作り、
昨年来の東北が置かれているたくさんの矛盾
「絶望と希望」「終わりと始まり」「破壊と創造」などを表現してきたつもりだ。
そして今年もお誘いを受け、参加させて頂いた。
東北は、ことにここ栗原は2008年の岩手・宮城内陸地震、そして昨年の東日本大震災と
大きな被害を被った地域だ。
たくさんの悲しみをうちに秘めているにもかかわらず、
人々はみな優しく明るい。
その優しさに甘えて、酒を飲み、バカなことをやって多いに盛り上がった。
未だにたくさんの人が仮設で暮らし、日々の生活も仕事もままならない。
一日も早く安寧が訪れるようにと思う。
2012年
9月
02日
日
僕の住んでいる地区の神社、田面稲荷神社の祭りがあった。
昨日は御神輿巡行。はじめて参加させて頂いた。
他の地区の人に「田町の神輿は重いから覚悟しとけ!」
と言われてはいたが、想像に違わず今朝は肩が真っ赤になっています。
5,6回担ぐと肩に神輿ダコができて痛くなくなるそうであるが、
なかなかシーズン5,6回は担げないんじゃないだろうか。
しかし、長野市中心部の町でこの時期はどこでも神輿が出るので、
担ぎに回れば全然不可能ではないのである。
声を張り上げて「わっしょい」と叫び、止まる各地点で振る舞い酒をいただき、
木遣りを歌い、一本締めの手拍子を叩き、
そういうしっかりした日本の文化を残すこの町がまた好きになりました。